黒板屋■三代目社長のブログ

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日学の経営理念について(経営理念編)

「日学の経営理念について」の第二弾は「経営理念」編です。

経営理念と行動指針-経営理念編

「経営理念」は当社の社会的存在価値、言いかえれば「日学って何のために存在するの?」という、きわめて根源的な概念です。

会社経営の「根幹をなす部分」であり、「不易(時代を通じて変わらないこと)なるもの」として、1999年9月に制定されました。

私たち日学は、何か壁にぶつかって判断に迷う時、必ず原点たるこの「経営理念」に立ち返り、これから下す決断が「経営理念」に反していないか、自問自答しながら進んでいくのです。

さて、日学の「経営理念」は、3つの考え方で成り立っています。


1. 当社は社員の幸福を追求します。

当社のとっても特徴的な、そして日学の社風を表しているのがこの部分です。

先にも述べたように、経営理念は「日学は何のために存在するの?」ということですから、その一丁目一番地に「社員の幸福」がブチ上げられていることになります。

裏を返せば、「日学は社長をはじめとする、経営幹部やオーナー一族のためにあるのではない」、ときっぱり述べているのです。

一般的に「会社は誰のもの?」という問いかけに対しては、色んな議論があり、非常に難しい問題ですが、当社の場合はハッキリ「株主のもの」と言い切って良いと思っています。

なぜなら、「会社は何のためにあるの?」の答えが、明確に「社員ため」と定義されているからです。

「所有」と「目的」は別次元の問題です。

日学の株主は身銭(みぜに)を切って、会社に資本を提供する者(=所有者)ではありますが、その目的は「社員の幸福」と後に述べる「社会貢献」にあり、その見返りとして、業績が良い時には配当が得られる。

この枠組みに賛同できないのであれば、日学の株主になるのはやめておいた方が良いということです。

こんなことは上場企業ではないから、許されるでしょうね。

ともあれ、「社員の幸福」をまず優先する。

これが日学という会社の大きな特性です。


2. 社会にとって価値ある製品とサービスを開発・提供します。

この部分は会社の存在意義・価値を、どのようにして実現するかが触れられています。

「社会にとって」というひと言には、「価値があるかないか」を判断するのは、あくまでも社会(お客様)であり、お客様目線で考える姿勢がこめられています。

また、「価値ある製品とサービス」にはモノづくり・モノ売りだけではなく、コト売り(ソリューション)も含まれることを示しています。

そして、「開発・提供します」には、メーカーとしての矜持、すなわち「自ら企画・開発するんだ!」という決意を表わしています。


3. 項目1.及び2.を実現することで、世界の平和と進歩発展に貢献します。

最後に思いっきり大上段に振りかぶりましたね(笑)

「地域社会すっ飛ばして、いきなり世界かよ」と突っ込まれそうですが(笑)、いいんです、あくまでも「最終目的」ですから。

ここでは「平和」や「進歩発展」を謳う以上、それに資する製品やサービスを売っていきます、つまり武器だとか麻薬だとかいった反社会的商品は扱わないという縛りをかけています。

そして、何より会社が最後に目指すのは「社会のお役に立つ」ことにある、という点が一番重要なことでしょう。

私たちが平和な暮らしを享受できるのは、私たちを取り巻く社会、最小単位では「家族」、そこから学校や会社など、自分の所属する組織、そして「地域」「国」「世界」とだんだん大きくなっていきますが、様々な形の「社会」に支えられているからです。

社会とは相互依存の関係で成り立っていて、支えられている一方で誰かを支え、恩恵を受けたらその恩返しをしなければならない。

会社も社会の一員として、「社会のお役に立」たなければなりません。

そのことを「経営理念」の中で宣言していると言ってもいいでしょう。



尚、人々の「働き方」や「価値観」が多様化する中、当社にとっての「社員」とは誰なのか、また「社員の幸福」とは何なのか、といった命題について、先般再定義しましたので、最後に付け加えたいと思います。

日学の経営理念における「社員」とは・・・

「役員・正社員・非正規社員に関わらず、会社の経営理念や方針を正しく理解し、各々の与えられた職務に対し、全力で一生懸命取り組む人」


会社が追求していく「社員の幸福」とは・・・

① 経済基盤が安定し、将来的な生活設計が立てられること。
② 仕事を愛し、誇りとやりがいをもって取り組み、その過程で自分自身が成長できること。
③ 取り組んだ仕事に対し、公平・公正な評価がなされ、適切な処遇を受けること。
④ 仕事を通じて社会に貢献し、またその喜びを実感できること。
⑤ 心身共に健康で安全な職場環境であること。


気が付いたら、ものすごい長文になってしまいました(^^ゞ

駄文・乱文に最後まで付き合っていただいたあなた!!

日学のこと、すこーしわかって頂けたでしょうか?

何よりも、ここまで読んでいただいたこと、心から感謝します。


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[ 2016/03/25 ] お仕事 | TB(-) | CM(1)

日学の経営理念について(創業者訓編)

日学には、下記の様な創業者訓・経営理念そして行動指針があります。

朝礼の時には「経営理念」と「行動指針」を、年末年始や全国店所長会議、賞与支給式など、公式行事の際はこれらに先立って「創業者訓」を唱和します。

経営理念と行動指針-創業者訓編

創業者訓の「敬天愛人(けいてんあいじん)」は、書き下し文にすると「天を敬(うやま)い、人を愛す」と読みます。

かの西郷隆盛が好んでよく使ったとされ、わかりやすくいうと、

「天から与えられた『天命』を受け入れ、それを与えてくれた天を敬いなさい。そして天がすべての人に平等に慈愛を施すように、自らも他人に対して慈愛をもって接しなさい」という意味です。

なかなか難しいことですよね。

「天命」は「運命」とほぼ同意語で使われることもありますが、ここでは「天から与えられた使命」という意味が強いです。

いずれにしても、嫌なこと・つらいことがあれば、人は運命を呪いたくなるものだし、今自分がやっていることは、果たして「天が与えたもうた使命、あるいは天職」なのかどうかも、確信が持てない人の方が多いのではないでしょうか。

「全ての人に愛をもって接する」って、「イエス・キリストかよっ!」と思ってしまいます。

私のおじいちゃんである、創業者・吉田富雄(故人)が、あまたある言葉の中から、なぜこの言葉を座右の銘とし、創業者訓(当初は「社是」)にしたのか、本人から聞くすべはもはやありませんが、私はこんな風に受け止めています。

「会社を経営する以上、経営者は社員やお得意先様、仕入先など、多くのステークホルダー(利害関係者)に責任を持つ立場にあり、容易に投げ出すことは出来ません。

会社の業績は良い時もあれば、悪い時もある。

社内が順風満帆で進むこともあれば、いざこざやトラブルでギスギスしているときもあります。

経営者、特に社長は、そんな順境も逆境もすべて天命として受け入れ、順調なときには天に感謝しなさいよ。

また逆境が来たら逃げ出さずに、天が与えた、乗り越えなければならない試練として受け止めなさい。」


また、「敬天愛人」の「人」とは、ここでは特に「社員(従業員)」を指すと思っています。

「『社員』あってこその日学です。

『社員』を我が子のごとく平等に愛し、その幸福と成長を願って接しなさい」


つまり「社員に向けての社是・創業者訓」というより、自分の跡を行く後継者たちへの、祖父からのメッセージであると。

言うなれば、創業一族の家訓ですね。

もしかしたら、本当はもっと広い意味での「天命」そして「人」なのかもしれませんが、今の私には「会社」と「社員(従業員)」だけで一杯いっぱいですな(笑)

次回は、「経営理念」について書こうと思います。



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[ 2016/02/29 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

今年も一年間、ありがとうございました。良いお年を…

早いものでもう年末。

師走の気忙しさに加え、当社は12月が決算月なので、期末の追い込み、下期の賞与支給等々、あっという間の1か月で、ブログの更新が滞ってしまいました。

今日は日学の仕事納めです。

今年も色んなことがありました。

初めて取り組んだ「日学・黒板アート甲子園プレ大会」。

久々の新卒採用活動

新製品の「アイデアスキャナー・美撮る(びーとる)」の開発追い込み。

新しく迎えた仲間があれば、送り出す仲間もあり、また病に倒れた社員にも胸を痛めました。

業績的には年前半は好調だったものの、後半苦しみましたねー(汗)

実は今年は、私が社長になって初めて取り組んだ中期経営3ヶ年計画"VISION55"の最終年度。

出来た目標もあれば、未達に終わり課題を残した項目もあり。

いずれにしても当社の経営理念である、「社員の幸福の追求」については、一歩ずつ前進できたのではないかと思います。

経営理念と行動指針

最後の半年でちょっとズッコケたことを除けば(笑)





さて、新たな3ヶ年計画は"Just Move On 60"という名称で、遅ればせながら本日、社内向けに発表されました。

「60」という数字は3ヶ年の真ん中の2017年に、当社が設立60周年を迎えることから加えました。

"move on"というイディオムは、「前へ進む」とか「前進あるのみ」とか訳されます。

その後いろいろ調べてみたら、文脈にもよりますが、その裏には「(気持ちを切り替えて、)次への一歩を踏み出す」というニュアンスで使われることがあるようです。

例えば、宇多田ヒカルさんの『Movin' on without you』という歌の中では、自ら別れを切り出した女の子が、「気持ちを切り替えて、あなた無しで前に進むのよ!」的に使ってますね。

期せずして「今年は苦しいことも色々あったけど、気持ちを切り替えて次へ進もう!」という意味合いも込められるので、結果的に良いネーミングになったんじゃないかな、と思います。

新しい中期経営計画の中味については、そのうち。

いずれにしても、日学従業員の皆さんとそのご家族、お得意先様、エンドユーザー様、仕入協力業者の皆さん、同業の黒板業者の皆さんをはじめ、当社に関わる多くの方々に支えられて、一年を終えることが出来ました。

心から感謝します。

良いお年をお迎えください。

そして、来年もよろしくお願いします。


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[ 2015/12/28 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

来年度新卒者、内定式

10月1日、まだあまり馴染まないスーツに身を包んだ、若く可愛らしい女性が二人、日学にやってきました。

彼女たちは、来年の春大学を卒業予定で、当社の採用が内定した学生さんで、この日は内定式。

2010年末に社長に就任した、私にとって初めて迎える新卒採用。

この日は何だか、朝からソワソワしてしまいました(*_*)

内定式は、まず私からの挨拶、内定書の授与、両常務からの挨拶、内定者の自己紹介といったセレモニー。

内定書授与1

そしてお二人も興味津々の「日学・黒板アート甲子園」のメディアでの取り上げ状況を説明しながら、ニュースSMAP×SMAPの録画ビデオを見てもらいました。

ただし、事前準備の段取りが悪く、映像を披露するまでに少し手間取ってしまいました。

やはり、会社の紹介も兼ねるわけだから、それなりの紹介ビデオは作っておかなければ、と反省(´・ω・`;)

その後、懇親を兼ねた昼食会で和やかな時間を過ごした後、私は別件の所用のため退席。

お二人には入社までの手続きなどの説明、懇話会などで、夕方まで残って頂きました。

実質的な拘束?!(笑)

最後に会議室で記念撮影をパチリ

内定式集合

まだ、入社前の学生さんなのでお顔は伏せさせてもらいます。

長時間、お疲れ様でした。



いやーそれにしても、若さっていいですね。

まっさらというか、擦れていないっていうか。

(いやいや当社のベテランさんが、擦れているってわけではありませんよ!(汗))

息子ぐらい歳が離れていますので、価値観がかなり違うのでしょうが、それがまた社内に新しい風を吹き込んでくれる予感。

社会人として、また日学の社員として、0(ゼロ)から教育しなければならないのですが、それ自体が楽しく、逆にこちらが学ぶことも多いのではないかと期待させられます。

また、彼女たちにがこれからの人生でどんなキャリアを経ていくのかは未知ですが、新卒として入社できるのは1社だけ。

私も経験がありますが、その1社目でどんなことを学び、どんな経験が得られるかで、その後の社会人としての方向性がかなり決まってしまうように思います。

そして今、その責任の重さをひしひしと感じています。

なお蛇足ながら・・・今回は女性二人の採用となりましたが、これは「当社にぜひ来て頂きたい!」と考えた二人が、たまたま女性だっただけで、面接者全員の総意ですので、決して社長の独断と好みではありませんよ!(笑)

…あ、強調すればする程、自分を追い込んでるような気がしてきた

まあ、いいか♪


彼女たちが入社してくるのは来年の4月。

無事、学校を卒業し、元気にその日を迎えるられることを祈りつつ、こちらは受け入れ態勢を万全に整えていきたいと思います。

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[ 2015/10/21 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

「5S」への取り組み

毎週火曜日、品川大井町の本社オフィス。

8:45の始業チャイムを合図に、社員全員が清掃活動を始めます。
オフィス全景

↓デスクの上をコシコシ。
デスクの上そうじ

↓書庫の棚のホコリをササッと。
書庫の棚そうじ

↓会議室のホワイトボードを真っ白、ピカピカに。
ホワイトボードそうじ

社内だけでなく、テナントとして入居しているアクセス大井町ビルの周辺も…

外回り1
ホウキとチリトリ、ゴミバサミを携えて、落ち葉や吸い殻、投げ捨てられた飲み物の容器などを集めて回ります。

これらの取り組みは、昨年の4月に設置した「5S推進委員会」のメンバーがルールを作り、社員に呼びかけてスタートしました。

ご存知とは思いますが、5Sとは、

整理
整頓
清掃
清潔


の頭の「S」を取ったもの。

製造現場における職場環境整備の基本ですが、生産に限らずあらゆる職場で有効とされ、「そうじ力」が改善の芽となる「気付き」やチームワークを育むなど、多くのプラスの効果を生むと言われています。

初めは「そうじなんて自分の本来業務じゃない」「業者さんに清掃に入ってもらってるんだから必要ない」と、反対する人もいましたが、推進委員会メンバーはもちろん、社長以下役員も率先垂範し、今はみんなで取り組んでくれています。

「業績アップにつながる」等、よく言われるような、劇的な効果はまだ実感出来ていませんが、確実に言えることはオフィスが以前よりもずっと綺麗になり、整頓されました。

職場を綺麗にする気持ち良さを、実感する声が聞こえてきます。

冗談など言いながら、笑顔でそうじする顔が増えて来たように感じます。

継続し、習慣化し、社風にまで高められるように。

ゼロから仕組みを作ってくれた、5S推進委員会の皆さんの頑張りに感謝するとともに、今後の定着化への取り組みに期待しています。
喫煙室そうじ



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[ 2015/09/04 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

nichigakushacho

Author:吉田朋弘
職業:日学株式会社 社長

東京都国分寺市出身

1970年5月生まれ

1994年 一橋大学卒業

1994年 (株)富士銀行入行

1999年 日学(株)入社

2010年12月より現職