
よく聞かれるのですが、黒板業界の規模ってどれくらい?
今までざっくり100億円弱ぐらいですかねー、と答えていたのですが、
この度、「
全国黒板工業連盟」という業界団体が、調べてくれました!
ちなみに数字はあくまでも、製品の表面材(一般的には厚さ0.4mm
前後の鉄板)で、国内で流通する主要表面材メーカー3社の出荷
平米数の合計。
金額で把握するのは、やはり難しいようです。
平成25年の黒板表面材の国内出荷総量は、約19万平米。
ピンと来ないかもしれませんが、一般的に学校などで使われる
黒板の寸法は、縦1.2m×横3.6mですから、これに換算すると、
4万4千枚(!)に相当します。
新設と貼り替え(これはまたそのうちお話します)が混ざっているの
ですが、結構びっくりな数字。
一方、ホワイトボードの方は、一昨年、約40万平米出荷しています。
黒板との比率はだいたい2:1で、ホワイトボードの方が多いのです。
ちなみにホワイトボードは一般的に、黒板ほど大きなサイズはあまり
量が出ません。
オフィスの会議室などには、縦0.9m×横1.8m(たたみ1畳分)や、
縦0.9m×横1.2mくらいのサイズが良く使われます。
たたみ1畳分換算だと、約25万枚に相当するので、これまたびっくりな
数字です。
IT技術が進歩するなか、黒板やホワイトボードを、使って下さっている
お客様が、こんなにたくさんいらっしゃることに、あらためて感謝です。
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ホワイトボードが、これから電子ホワイトボードに置き換わっていくという記事を散見しまして、不安になりコメントいたしました。
これからホワイトボードは無くなってしまうのでしょうか?