最近、こればっかりで恐縮です。
今月も朝礼でしたお話を公開します。
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皆さん、おはようございます。
緊急事態宣言が解除され、1カ月以上が経過し、徐々に経済や人の流れがもとに戻りつつあると感じます。
そんな中、ここ数日は都内で百人を超える感染者が出ているので、気がかりで心配されている方もいることと思います。
ただ、数字を見て一喜一憂するだけでなく、その中身を分析する必要があります。
要は信じていい情報とそれ以外があり、マスコミ報道を鵜呑みにしてはいけないと言うことです。
報道機関も民間企業ですから、視聴率やスポンサー、時には政治の意向を汲みながらの報道となります。
危機感を煽れば視聴率は上がりますが、それがどの程度の危機なのかは受け手の解釈に委ねられます。
つまり受け取る我々が、きちんと情報を分別するリテラシー(正しい知識)を持っていることが大切なのです。
しばらくコロナと共存せざるを得ないわけですから、「正しく恐れる」こと、そして状況に応じてリスクを下げる工夫をひとり一人が行うべきだと思います。
会社としても一定の方針を出していきますが、皆さんの工夫と努力無くして、コロナに勝つことはできません。
経済活動が戻りつつある中、業界・同業者の情報が集まりつつありますが、残念ながら当社も決して安穏としていられる状況ではないようです。
そもそも4~6月は学校物件が少ない時期ですが、リモート授業など
教育ICTを中心に工事が進んでいた案件も多かったようで、ICTに積極的な同業者は、そこで稼いでいたようです。
一方、オフィス家具の需要はストップし、そのウエイトが高い当社はダメージを受けているということで、当社の課題が浮き彫りとなった3カ月ではないかと、危機感を持って受け止めています。
他方で6月からは止まっていた上記のお客様も動きが出てきて、
東京営業部は上手く行けばコロナ以前に設定した、7月の予算を達成するところまで来ています。
大型店所が復活すると会社全体の牽引力となり、元気が出て業況回復に勢いが出ます。
スタッフ部門も含めて、全社で営業部門を応援して欲しいと思いますので、宜しくお願い致します。
また、アクリルガードを中心とした、
飛沫感染防止商品の引き合いが増えています。

この商品の市場投入には、三つの背景があります。
一つ目は、感染防止商品を提供してコロナ禍の社会に貢献すること
二つ目は、安心してご使用いただける、商品開発を超短期間で仕上げる経験と実績をつくること
三つ目は、静岡工場の新設備であるNCマシニングセンターの作業スキル習熟と、稼働率の向上です。
儲けることを主目的に進めたわけではありませんが、業績を下支えする商材になれば、それに越したことはありません。
以上コロナ禍の教訓として、いろいろなことを申しましたが、「ピンチをチャンスに変える」。
これこそが中期経営計画”Beyond the 2020~強い日学へ”で言うところの「強(したたか)さ」のひとつです。
この期間を糧にして、強い日学を目指して参りましょう。
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生産部門などのPCによる閲覧が難しい部門は、プリントアウトの上、掲示してください。
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