今やAIやロボットが新聞やニュースで取り沙汰されていますが、我が社にもやってきましたよ、ロボット。
その名も
「アボット・ライリー(appbot RILEY)」!!

当社お得意先の
ライオン事務器さんが、5月に開催された教育ICTソリューションEXPOに出品、6月発売を発表してたところに真っ先に飛びついて、第1号機を購入させていただきました。
ロボットといっても、ペッパーくんやRobiのような自律型のロボットではなく、動く監視カメラ的な製品で、「ラジコン戦車にWebカメラが付いている」というと判りやすいと思うのですが、お値段なんと29,800円(税込み)と驚きの低価格。
では遅ればせながら、開封レポートです。
外箱の各面はこんな感じ。

ふたを開けて…中身を全部出してみました。

本体と充電台、アダプター、USBケーブル、
取説の5点が入ってます。
初期設定の前にまず、スマホやタブレットにアプリを導入しておく必要があります。
電源ボタンとRESETボタンを同時に長押ししてしばらく待つと、首を上下に振り、ライリーが渋い声で「I'm ready」とつぶやきますので、スマホアプリの設定に取り掛かります。
設定の入り口がちょっと変わっていて、まずスマホ自体の設定をちょっといじります。
「Wi-Fiの設定」を選び、ライリーが発信しているWi-Fi電波をキャッチします。
周囲に飛んでいる電波のうち、"APPBOT-xxxxxx Wi-Fi"を選び、8桁の初期パスワードを入力して接続します。
接続が完了したら、先ほどインストールしたアプリを起動し、自分のLAN環境のWi-Fiに接続します。

うちのライリー君の時はこのときにちょっと手間取りました。
どうやら、この手順はまず、スマホとライリー君(無線アクセスポイント機能を持つのか?)を繋ぎ、
スマホ--Wi-Fi接続--ライリー君
ライリー君をリモートコントロールする形で、ライリー君と自分のWi-Fi環境を接続するというプロセスのようです。
スマホ--Wi-Fi接続--ライリー君--Wi-Fi接続--LANネットワーク--WANネットワーク
間違ってたらごめんなさい(^_^;)
初回ではこのリモートコントロールがうまくいかず、いつまで経ってもライリー君とWi-Fi環境が繋がらずに苦労しました。
結局何回かリトライしたら成功しましたけどね。
接続完了後、4桁の初期パスワードを入力するとあっさり繋がりました。
推測ですが、この時点でスマホとライリーのWi-Fi接続は切断され、スマホは元のWi-Fiネットワークに接続。
ライリー君もLANネットワークに接続されていて、Wi-Fiルーター経由でスマホとライリー君の接続が確立されたものと思われます。
接続が確立されると、さっそくライリー君のカメラの画像がスマホに表示されます!!

スマホ画面上に表示される、操作ジョイスティックで移動したり、カメラを上下させることができます。
これは、正直、面白い!!
秀逸なのは、充電ドックに自走して戻る機能。
お掃除ロボットのルンバのように、ドックの位置を記憶して戻ることは出来ないのですが、ジョイスティックでコントロールして画面にドックを映し、機能画面を出して「ドッキングボタン」を押せば、後は自分でドッキングしてくれます。
この動作が、なんとも「男の子ごころ」をくすぐります。
ジョイスティックでコントロールして床を走り回らせてみたのですが、動きはわりとのっそりですね。
人が歩くスピードには敵いません。
…ので、会社でチャキチャキ歩いている人に出くわすと、踏み潰されそうです(笑)
現在、うちのライリー君は日学本社の東京パブリック営業部のキャビネットの上に、充電ドックとともに鎮座して、社員のみんなの働きぶりを見守っています。

手前左のデスクで、スマホをいじっているのは、何を隠そうこの私自身です(笑)
ライリー君が社内のWi-Fiにさえ繋がっていれば、スマホで外出先からコントロールできるのが面白いところです。
マイクとスピーカーが付いているので、やろうと思えば会話も出来ますが、若干遅延するのと音質がさほどクリアでないので、会話するなら相手が居るのをカメラで確認して、電話した方が快適かもしれません。
たまにライリー君の機嫌が悪いと一発では繋がらず、何回かリトライしたり、しばらく経ってから接続すると繋がるところが、なんとも気まぐれで人間ぽい(笑)
上下・左右に視野を移動でき、赤外線カメラモードも備えているので防犯カメラとしても使えますね。
あと、子供やお年寄り、ペットなどの見守りにも活用できるでしょう。
以上、「アボット・ライリー(appbot RILEY)」の開封&使用レポートでした。
冒頭にも述べましたが、「人の自律行動を模しているか」という観点では、これは「ロボット」というより、さまざまな機能を盛り込んだ「遠隔操作カメラ」。
(だから、ロボット・ライリーではなく「アボット」なんですね!)
しかしこれだけ充実した機能を持ち、愛嬌のある外見の遠隔カメラが、30,000円を切る価格で手に入る時代がやってきたことは感慨深いです。
AIやIoTの進化がもたらす、大きな変革の波がもうすぐそこに来ていることを実感せざるを得ません。
みなさんもよかったら、実際に手に取ってみてください。
ご購入の際はぜひ、ライオン事務器さんの
Webショップからお買い上げくださいねm(__)m
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