黒板屋■三代目社長のブログ

古くて新しい。身近なメディアの素晴らしさをご紹介します

実はハイテク!ホワイトボード&マーカー

2015-02-27 13.56.03

普段、何の気なしに使っていると思いますが、ホワイトボードって実はとても過酷な使い方を想定された製品なのです。

まず、考えてみてください。

普通の会議室にあるたたみ1畳分のホワイトボードや、横幅3.6メートル・縦1.2メートルの学校白板。
これほどの大きさの表示面を、凝視するモノって、普通に考えると下記の様な製品が挙げられます。

○大画面テレビ
○ホームシアタースクリーン
○姿見用の鏡
○広告用看板etc.

これらの製品は「きれいに美しく表示される」ことを要求されます。
映像や貼り付けられたものが歪んだりしたら、台無しですよね。

ホワイトボードも同様ですが、それに加えて「表面を擦(こす)られる」という条件が加わります。
マーカーのペン先やイレーザー(白板拭き)の多くは、PETやアクリル・メラミン等の固い化学繊維で出来ています。
「書き消しする」ということは、綿のタオルと違って、ナイロンタワシでゴシゴシ擦るようなもの。

しかも使っている間、ずっとです。

先に挙げた製品群には、こんな使い方をするものはありません。
きっと見えない小キズがたくさんつくことでしょう。

この小キズがホワイトボードにとっては致命傷なんです。
ホワイトボードにマーカーで書き消しするメカニズムについては、日本筆記具協会さんの解説が分かりやすいです。

特に消すためのメカニズムは、かなりスゴイ。
普通の水性マーカーを使って、ツルツルのボール紙に書き消しするのとは技術レベルが違います。

この説明の中にもあるように、ホワイトボードの表面に小さなキズが付くと、その溝に顔料が入り込んでしまいます。
そうなるとイレーザーでいくら擦っても消えません。
市販のクリーナーなどで落とすことをお勧めします。

そして、その小キズが付きにくいのが、表面をガラスコーティングしている、いわゆる「ホーロー白板」。
300ミクロンの鉄板に、アルミメッキを施し、ホーロー釉薬というガラス質の液体を塗布して約600℃で焼き付けます。

この時、ホワイトボードマーカーで快適に書き消しする滑らかさと、蛍光灯などの光の映り込みを抑え、見やすくするために、表面の光沢度をコントロールするのが勘所です。

通常のホワイトボードの表面は白く塗装しただけだったり、アクリルコーティングしているものが主流ですが、ホーロー白板の表面はモース硬度4.5。

アクリルコーティングのホワイトボードの表面硬度は、よく鉛筆硬度9Hくらいとか言われます。
モース硬度との換算についてはいくら調べても出てこないのですが、いずれにしても擦る相手はしょせん鉛筆。

一方のホーロー白板の表面は、コインで擦ってもびくともしません。

超長持ちします。

普通の使用なら、10年ぐらいは交換不要です。

…だから儲かりません(泣)

それは冗談として(でもないけど)、ちょっとお値段は高めですが、快適に書き消しして、ストレスなくコミュニケーションの道具としていただくためにも、丈夫で長持ちのホーローホワイトボードをお勧めします。

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[ 2015/02/27 ] 製品 | TB(-) | CM(0)

マイ・ランチ♪

2015-02-05 12.05.29

社長をやってると、夜のお付き合いが多くなります。

週に2回・3回は当たり前、多い時ゃ毎日、少ない時でも最低1日は誰かと飲みに行きます。

お酒大好き人間としては、大変結構なことなのですが、お陰で放っておくとウエストと体重が成長し放題に(汗)

というわけで、数年前から昼食は「置き換えダイエット」なるものをずーっと続けています。

始めた当初はカミさんが化粧品を購入していた、通販のオ●ビスでついでに買ってもらっていたのですが、最近はバリエーションを増やして上記の写真のようなものを、自分で買ってオフィスに直送してもらってます。

はぴねすくらぶの「カロリー専科」シリーズ。

ぞうすいだけでも15種類以上、他にもラーメンやうどんまであって、毎日食べてもローテーションを組めば飽きが来ません。

一袋当たりのカロリーは、ボリュームタイプといわれる物でも50kcal前後。

はじめは辛いですが、どうしても空腹が我慢できないときはもう一袋空けちゃうことも。それでも100kcal、大したことはありません。

続けてみると、そのうち慣れてきて結構平気になります。

その甲斐あってか、体重は常に71±1kg程度をキープし続けてます。

果たして本当に健康的なのかは置いといて、体重維持と夜の酒とつまみの旨さを引き立てる(笑)のには、ひと役もふた役も買っているようです。


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[ 2015/02/17 ] プライベート | TB(-) | CM(0)

黒板アート甲子園!!

昨年の3月のことです。

偶然、学生や生徒さんたちが学校の黒板に描く、数々のアート作品をまとめたHPに出会いました。

残念ながら、今はリンクが切れているのですが、似たようなページをまとめたのが↓です。
NAVERまとめ「黒板アート」

すごいでしょ?
感動でしょ?

僕らが学生のころは、こんなことするヤツいなかったけどなぁ…。

若い子たちの発想って、素晴らしいです。

芸術的な評価は、僕には出来ませんが、見てるだけでも楽しいし、何かこう、熱い思いみたいなものが伝わってきます。

何よりも、黒板をキャンバスにしているのが嬉しいじゃありませんか。

このページを見つけて以来、なんとか彼らのワークを形に残したくて、ずーっと考え続けた結果、やっちゃうことにしました!

名付けて「日学・黒板アート甲子園」

予算が厳しいので(T_T)、今回はプレ大会。

広告宣伝費も最低限ですが、全国の高校生を対象に作品を募り、「最優秀賞」にはなんと、トラベルカード10万円分を贈呈しちゃいます。

応募していただいた作品は、アーカイブとして、ホームページでいつでも、誰でも見られるようにしたいと思っています。

絵でも言葉でもいいから、別れの季節である卒業シーズンに、伝えたい思いを黒板アートに託して。

応募作品がひとつでも多く集まるといいなぁ。



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[ 2015/02/10 ] 黒板アート甲子園 | TB(-) | CM(0)

黒板は絶滅寸前?!

facebookで下記の様な記事に出くわしました。

【驚き】昔はあるのが当たり前だったのに、今の学校から消えつつあるもの7選

おいおい、うちの会社どうなっちゃうの?お先真っ暗じゃん!!
社員たちが疑心暗鬼になりそうな記事ですが、「黒板」の部分に関していうと、事実は伝えているが、「真実」を正しく伝えていない部分が2箇所あります。

まず、「ホワイトボードや電子黒板などがメジャーになりつつあるため、チョーク製造会社が廃業」とあります。確かにチョークの市場が縮小していることは否めない!最近廃業したチョークメーカーが、約一社あることも事実。

おそらくちょっと前に各種報道で廃業を伝えられたH社のことでしょうが、業績不振もあるかもしれませんが、後継者不在が、結構大きな廃業理由だったとも漏れ聞こえてきます。
ただ、ここのチョーク、ユーザーである先生方には評判が高かったようなので、廃業を惜しむ声が多く、目立っちゃったのは事実ですね。

それじゃ他のチョーク屋さんはどうなのかというと、チョークだけを売っているところはそう多くないようなのですが、結構元気にやってらっしゃるように思えます。少なくとも廃業が相次ぐ、という状況ではありません。

現実問題として、一般の公立学校はとても厳しい台所事情を抱えており、高価なホワイトボードマーカーをバンバン使っているところなど、ほんのわずかです。安全対策をはじめ、もっとお金をかけなくてはならないところが、学校にはまだまだあるのです。

当社も学校黒板の工事を請け負っていますが、まだほとんどの学校がチョーク黒板を購入してくださいます。

次に、「文部科学省によれば2014年3月時点で、電子黒板は全国の公立小中高校での普及率は8割近くに達している。」

これも文科省発表ですから、事実かも知れませんが、この数字をもって「もう、我々の知っている黒板は絶滅寸前です…。」と言い切るのはどうかなあ。

「電子黒板が8割近く普及している=既存の黒板は2割近くにまで減少している」という誤解を招くとしたら、ちょっと問題です。多くの学校が電子黒板と既存の黒板を「併用」しているからです。

確かに、電子黒板は「理解する(わかった気になる)」ツールとしては結構強力だと、私も思うのですが、学習というのは理解した後、「記憶」として定着化し、「応用」できるようになって初めて習得した、と言えるのではないでしょうか。

そのためには、やっぱり先生が黒板に板書し、それを生徒がノートなどにまとめるプロセスが、絶対必要なのです。
このことは、実際に現場でICT教育を進める多くの先生方も認めるところです。

そして電子黒板を導入すると同時に、既存の黒板を撤去してしまった、という学校を、国内では私はまだ見たことがありません(絶対無い、と言い切れないところがつらいところですが、この辺りは業界で情報を共有していくしかありませんね)。

したがって、従来の黒板が消えつつある、というのは正確ではありません。
とはいえ少子化の中、教育業界全体が構造的な不況である以上、市場が縮小していることは事実です。

誰もが学校生活で触れ、愛されてきた黒板を、過去の遺物にしてはならない。

僕たち黒板業界に身を置く者は、黒板を始めとするアナログツールが持つ、本来の良さをもっとアピールし、もっと有効に、もっと気持ちよく使ってもらえる製品に進化させるべく、生き残りを賭けて取り組まなければならない。

それが使命だと思っています。




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[ 2015/02/09 ] 業界のおはなし | TB(-) | CM(1)

黒板業界の市場規模について

hyumenzai.jpg

よく聞かれるのですが、黒板業界の規模ってどれくらい?

今までざっくり100億円弱ぐらいですかねー、と答えていたのですが、
この度、「全国黒板工業連盟」という業界団体が、調べてくれました!

ちなみに数字はあくまでも、製品の表面材(一般的には厚さ0.4mm
前後の鉄板)で、国内で流通する主要表面材メーカー3社の出荷
平米数の合計。

金額で把握するのは、やはり難しいようです。

平成25年の黒板表面材の国内出荷総量は、約19万平米。

ピンと来ないかもしれませんが、一般的に学校などで使われる
黒板の寸法は、縦1.2m×横3.6mですから、これに換算すると、
4万4千枚(!)に相当します。

新設と貼り替え(これはまたそのうちお話します)が混ざっているの
ですが、結構びっくりな数字。

一方、ホワイトボードの方は、一昨年、約40万平米出荷しています。
黒板との比率はだいたい2:1で、ホワイトボードの方が多いのです。

ちなみにホワイトボードは一般的に、黒板ほど大きなサイズはあまり
量が出ません。

オフィスの会議室などには、縦0.9m×横1.8m(たたみ1畳分)や、
縦0.9m×横1.2mくらいのサイズが良く使われます。

たたみ1畳分換算だと、約25万枚に相当するので、これまたびっくりな
数字です。

IT技術が進歩するなか、黒板やホワイトボードを、使って下さっている
お客様が、こんなにたくさんいらっしゃることに、あらためて感謝です。

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[ 2015/02/05 ] 業界のおはなし | TB(-) | CM(0)

ごあいさつ

はじめまして。

黒板・ホワイトボードメーカーの日学株式会社で、代表取締役社長を務めさせていただいている吉田朋弘です。

祖父が1957年に設立した会社を、4年前に受け継いだ3代目です。

発明好きで、エネルギッシュかつ破天荒な初代。
まじめで堅実、温厚な2代目の父。

よく徳川や鎌倉幕府になぞらえて、「繁栄するも衰退するも3代目次第」と言われますが、そんなプレッシャーの中、時に悩み、もがき苦しみながらも、社員とともに成長していきたいと願っています。

あわせて、私たちが扱う黒板・ホワイトボードという、昔ながらのメディアの持つ、知られざる素晴らしさをお伝えできればと思います。

よろしかったら、お付き合いください。

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[ 2015/02/04 ] はじめまして | TB(-) | CM(0)
プロフィール

nichigakushacho

Author:吉田朋弘
職業:日学株式会社 社長

東京都国分寺市出身

1970年5月生まれ

1994年 一橋大学卒業

1994年 (株)富士銀行入行

1999年 日学(株)入社

2010年12月より現職