黒板屋■三代目社長のブログ

古くて新しい。身近なメディアの素晴らしさをご紹介します

新・社員の心得制定と日学フィロソフィー

こんにちは、黒板屋・日学三代目社長の吉田です。
さて、長期間ブログ更新をさぼっていた間の出来事をもうひとつご紹介します。

当社には、「創業者訓」をはじめ、当社の経営陣が大切にする価値観としての「経営理念」、経営陣を含む全従業員が常に指針とすべき「企業理念」、社員に求められる基本的な考え方や行動のあり方を示した「行動指針」と、それをビジネスシーンに応じてさらに具体的に細分化してルール化した「社員の心得」があります。

これらにコーポレートメッセージである「Face to Face ― 書けば伝わる、共感する。」を加えたものを総称して「日学フィロソフィー」として大切にしています。

企業理念

そして昨年9月の64周年を迎えた設立記念日に、社員の心得を改訂し、「新・社員の心得」を制定しましたので、これらの文書を当ブログ上で公開します(※いずれ2つの文書は統合するつもりです)。

日学フィロソフィー公式解説20200912_02   新・社員の心得表紙
日学フィロソフィー公式解説   新・社員の心得

完全な内部の取り決め文書ですので、公の目にさらすのは少しばかり気が引けるのと、かなり気恥ずかしいというのが本心です。

一方で、日学・黒板アート甲子園®︎の取り組みに共感してくれる方が多いのか、最近当社への入社をご希望の方、あるいは当社に興味を持っていただく方が少なからずいらっしゃって、大変うれしい限りです。

ただしきっかけや取っ掛かりは良くても、本音の部分でご本人と当社との間に理念や考え方のミスマッチがあると、求職・採用活動を起点に、一緒に永くお仕事をする上での大きな支障となる可能性があります。

多様性は尊重したいと思いますが、一定の考え方やルールは共有し、守っていただきたい。

当社の扉を叩く前に一読していただき、私たちの理念に共感できるか、立ち止まって一考し判断材料にしてもらえると嬉しいです。

また、過去のブログでもう少し噛み砕いて説明した記事もありますので、よかったらこちらもご参照ください。

 日学の経営理念について(創業者訓編)【2016/02/29の記事】

 日学の経営理念について(経営理念編)【2016/03/25の記事】

 新しい企業理念を制定しました【2020/08/06の記事】

 社員の心得・社長の心得【2015/05/14の記事】


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[ 2022/04/22 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

近況報告~その1

ずいぶんご無沙汰してしまいました。
かれこれ半年も放置してしまい、申し訳ありません。

2022年もよろしくお願いします。

この半年間、発信したいことが無かったわけではないし、会社に大きな変化が生じるなどにより、ブログを更新する時間さえも無かったとかいうわけでもないのですが、どうも筆をとる気にならないまま、時間が過ぎてしまいました。

これも、もしかしたらコロナのせい?←責任転嫁も甚だしいですね

さて、何からお話ししようかと思ったのですが、まずは前回ご報告した「パネル関連事業(ヴァンテアン事業)」の事業移管のその後について。

実はこのお話、一種のM&A案件だったのですが、端緒から譲受完了までわずか3か月というスピード案件でした。

プロジェクトに関わったメンバーは、短期間にモノづくりはもちろん、財務や法務面でほぼ完ぺきな仕事をこなし、予定通り7月からの事業移管が完了しました。

移管後の製造風景を何枚か掲載します。
ヴァンテアン作業1

ヴァンテアン完成品1

事業移管のプロセスを通じて感じたのは、ヴァンテアンシリーズという製品が、お客様に真に愛され大切にされていたこと。

そして今回の移管が無ければ、この商品は消滅する運命にあったため、当社が引き継いだことを多くのお客様に感謝されたことです。

「素晴らしい製品を扱う会社に対して、少しでも事業継承や商品存続のお手伝いをする」という使命感に駆られての事業移管でしたが、お引き受けして本当に良かったと思いました。

ところが!!
話はこれで終わりません。

実はヴァンテアンパネルには、防炎仕様という、他社製品に無い大きな特長があるのですが、事業移管の直前に構成部材の一部に仕様変更があり、新仕様の部材では一部の製品について防炎認定が受けられない、ということが後になって判明しました。

しかも引継ぎの過程でその情報が正しく当社に伝わらず、認定を受けられない製品が、移管前も含め移管後の8月末まで、相当数がお客様の手元に出荷されてしまったのです!

当社は直ちに事実関係を確認の上、出荷済みの該当製品を全量回収し、防炎認定を受けられる部材を使用した製品に、全量交換することを決定しました。

また、幸いすべての出荷先をトレースすることが出来たため、お客様に対応を速やかにお伝えすることが出来ました。

防炎仕様ということは、万が一火災が起きても、一定時間その製品は燃えず、延焼拡大を抑制することができるという意味を示します。
IMG_5339.jpg

逆に防炎認定を受けられない製品が、そうと知らずにお客様の手元で使われ、もし火事でも起きて人命が失われたらと想像すると、背筋が寒くなります。

部材の変更と防炎認定まで、時間がかかるため、回収した製品の代替品について、一部まだお届けできていないお客様もいらっしゃるのですが、寛大なご理解とご協力を頂いて、鋭意対応中です。

また、今回のような予期せぬトラブルへの対処において、特に速やかに全量交換の方針を打ち出したことについて、古くからのお客様に高くご評価頂いたことは、望外の喜びでした。

これからもこのヴァンテアンパネルというシリーズを大切に受け継ぎ、育てていきたいと思う次第です。

永くなりましたので、今回はここまで。


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[ 2022/01/19 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

ピンチをチャンスに変える~9月朝礼の話より

今回も月初(9/7)の朝礼でお話しした内容を書かせていただきます。
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皆さん、おはようございます。

さて最近は外出自粛の関係で、オンラインの会議に参加する機会が増えてきました。
私はこれまで5種類のツール(Teams・Zoom・V-Cube・Google Meet・LINE)を体験しましたが、皆さんはいかがでしょうか。
どれもコロナの影響で急速に浸透しましたが、実際使ってみると、だいたい機能・性能は似通っていて大差ないな、というのが率直な感想です。

他方で今後コロナ禍が終息しても、オンライン会議参加の機会については、減りはするが無くならず、テレワークや会議参加の形態として、「併用」されていくと私は考えています。

テレワークやオンライン会議については最近、様々な調査が報告されています。
生産性が上がったか、働きやすくなったか、今後も続けたいか等の問いかけに対し、集計結果はだいたい半々、いずれかにかたよったとしても6対4位に意見が割れています。
この「だいたい半々」という流れはとても重要です。
どちらかが圧倒的多数ではなく、どちらも「併用」する方向が示されているからです。

例えば満員電車で通うのは嫌だけれど、乗客が半分なら結構快適です。
毎日誰にも会わずに家にこもってテレワークするのは嫌でも、週2~3日くらいならOKではないでしょうか。
また例え嫌な上司でも、全く会わないとちゃんと評価してくれるのか不安です。
つまり社会は、ちょうどよい程度、五分五分の方向に向かっていくでしょう。

加えて人間は社会性の生き物ですから、他人との繋がり無しでは生きていけません。
またアナログな存在ですから、デジタルに完全に移行することは不可能です。
よって「併用・併存」が大切なキーワードとなってきます。

こうした変化は、オフィスや教育の現場でも大きなチャンスです。
会議室でもリアルとオンラインが併用され、複数の投影画面(参加者を映す画面、資料の画面、議事録の画面…)が求められるなど、アイデア次第で生まれる追加設備の需要が、この先控えていると言えます。

体験しないとわからないことが沢山ありますので、皆さんもオンライン会議の機会をぜひ増やして下さい。
オンライン飲み会なども良いかもしれません。
今は苦しくとも「社会のコミュニケーションを支え続ける」という新しい企業理念の視点に立てば、私たちは新しいチャンスの入り口に立っている。
そんな認識で明るく前向きに取り組みましょう。

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[ 2020/09/08 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

新しい企業理念を制定しました~8月初朝礼の話より

今月は月初(8/3)の朝礼で、新しい企業理念についてお話しました。
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皆さん、おはようございます。

ここ数日、都内では300、日によっては400人を超える新型コロナウイルス陽性者数が発表されています。
まだわからないことも多く、不安感を煽られる人も多いと思いますが、明らかになったことも増えてきました。

とりわけ重要なのは、飲食中の感染リスクが非常に大きいということです。
マスクを外して、同じテーブルで飛沫が飛び交う中、飲み食いするのですから、当たり前と言えばそれまでですが、十分気を付けたいところです。
ご承知の通り、管理本部からも社内外の会食を再度自粛するよう呼びかけられました。

これを受けて東京都は先日、22時以降の飲食店営業自粛要請を出しました。
SNSを眺めていたら、居酒屋の店主からの「俺に死ねということか」という怒りの声。
もし数か月にわたり無収入が続くとしたら、あなたなら自粛を支持しますか?といった問いかけを見かけました。

同じ経営者として、とても考えさせられます。
私ならお客様と従業員の安全には代えられませんので、自粛要請は受け入れると思います。

ただし、同時に収入がゼロにならない方策を考えると思います。
そこで思考停止に陥り、身動きが取れなくなってはならないと思います。

飲食だけではなく、旅行業界なども厳しい状況に置かれています。
今回のコロナ禍は万一そんな事態になったら、何をすべきか考えさせる貴重な機会でもあると感じています。

今回は当社製品の売上がゼロになる状況ではありませんが、事象が違えば可能性が無くはありません。
そうした時に我々はどうやって生き延びるのか。
その時の自社商品以外で収入を得る術を考えないと生き残ることはできないでしょう。

話は変わりますがこの度、当社の「企業理念」を策定し、本日皆さんに発表することになりました。

企業理念(黒板)

経営者の価値観を述べたものが経営理念であるのに対し、企業理念は経営者を含めた社員全員が共有し、大切にする価値観です。
社員全員が話し合って決めるのが最良ですが、社員を代表して経営戦略推進会議のメンバーが半年近くかけて検討し、完成しました。

平易な言葉を使っていますので、読んだだけでも理解できると思いますが、9月以降、理解と啓発を深めるための研修等を準備しています。
新しい企業理念の中には、黒板・ホワイトボード等の語句は一切入っていません。

人と人とが直接会って伝え合う、コミュニケーションを支えることが日学の提供する価値であると述べています。
裏返せば万が一、黒板・ホワイトボードが全く売れなくなった時も「コミュニケーションを支える」という価値の提供にこそ、活路があると思います。

未曽有の経済危機に直面している時に、新しい企業理念が完成し共有できるのは、不幸中の幸いだったと思います。
社員の皆さんにはしっかりご理解いただき、この企業理念を拠り所として、コロナに打ち克っていきたいと思います。

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[ 2020/08/06 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)

7月度朝礼のお話~2020/7/6(月)

最近、こればっかりで恐縮です。

今月も朝礼でしたお話を公開します。
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皆さん、おはようございます。

緊急事態宣言が解除され、1カ月以上が経過し、徐々に経済や人の流れがもとに戻りつつあると感じます。

そんな中、ここ数日は都内で百人を超える感染者が出ているので、気がかりで心配されている方もいることと思います。
ただ、数字を見て一喜一憂するだけでなく、その中身を分析する必要があります。

要は信じていい情報とそれ以外があり、マスコミ報道を鵜呑みにしてはいけないと言うことです。
報道機関も民間企業ですから、視聴率やスポンサー、時には政治の意向を汲みながらの報道となります。
危機感を煽れば視聴率は上がりますが、それがどの程度の危機なのかは受け手の解釈に委ねられます。
つまり受け取る我々が、きちんと情報を分別するリテラシー(正しい知識)を持っていることが大切なのです。

しばらくコロナと共存せざるを得ないわけですから、「正しく恐れる」こと、そして状況に応じてリスクを下げる工夫をひとり一人が行うべきだと思います。
会社としても一定の方針を出していきますが、皆さんの工夫と努力無くして、コロナに勝つことはできません。

経済活動が戻りつつある中、業界・同業者の情報が集まりつつありますが、残念ながら当社も決して安穏としていられる状況ではないようです。
そもそも4~6月は学校物件が少ない時期ですが、リモート授業など教育ICTを中心に工事が進んでいた案件も多かったようで、ICTに積極的な同業者は、そこで稼いでいたようです。

一方、オフィス家具の需要はストップし、そのウエイトが高い当社はダメージを受けているということで、当社の課題が浮き彫りとなった3カ月ではないかと、危機感を持って受け止めています。

他方で6月からは止まっていた上記のお客様も動きが出てきて、東京営業部は上手く行けばコロナ以前に設定した、7月の予算を達成するところまで来ています。
大型店所が復活すると会社全体の牽引力となり、元気が出て業況回復に勢いが出ます。
スタッフ部門も含めて、全社で営業部門を応援して欲しいと思いますので、宜しくお願い致します。

また、アクリルガードを中心とした、飛沫感染防止商品の引き合いが増えています。
アクリルガード写真_パース

この商品の市場投入には、三つの背景があります。

一つ目は、感染防止商品を提供してコロナ禍の社会に貢献すること
二つ目は、安心してご使用いただける、商品開発を超短期間で仕上げる経験と実績をつくること
三つ目は、静岡工場の新設備であるNCマシニングセンターの作業スキル習熟と、稼働率の向上です。

儲けることを主目的に進めたわけではありませんが、業績を下支えする商材になれば、それに越したことはありません。

以上コロナ禍の教訓として、いろいろなことを申しましたが、「ピンチをチャンスに変える」。
これこそが中期経営計画”Beyond the 2020~強い日学へ”で言うところの「強(したたか)さ」のひとつです。
この期間を糧にして、強い日学を目指して参りましょう。

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[ 2020/07/08 ] お仕事 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

nichigakushacho


こんにちは!

黒板・白板メーカー、
日学・三代目社長の吉田です。

ITツールが飛躍的に進歩する中、
なぜか今もあなたの身の回りにも
必ずある黒板やホワイトボード。

パッと書いてサッと消せる。
アナログならではの持ち味が、
そこにはあります。

考えや思い、ひらめきを、
正しく伝え相手と共有する、真の
コミュニケーションを追求して。

「Face to Face ―
  書けば伝わる、共感する。」

日学は人と人とが向かい合う時、
想いを伝えるのに最適なツールや
ソリューションを提供します。