ここのところ、ゆっくりPCの前に座る時間がなくて、更新の間が空いてしまいました。
しかたがないので、ちょっと重いですがノートPCを持ち出して、新幹線の中で書いてます。
結果発表から1か月近くも経って今さら…、と怒られそうですが、めげずに
(その2)に続いて「
日学・黒板アート甲子園プレ大会」の入賞作品をご紹介したいと思います。
今回は「
日学特別賞」を受賞した3作品を一挙にご紹介。
この賞は「日学」と付けさせていただくだけあって、社長である私の好みが、かなり入ってます。
もちろん他の審査員の先生方の評価も高いのですが、最優秀賞・優秀賞を除く、入賞候補作品8点のうち、特に当社の企業イメージやコンセプトに合うものをチョイスさせて頂きました。
まずは千葉県立松戸高等学校・芸術科9期生有志の皆さんの作品。11人がかりで描いてくれました。
(すべての入賞作品は
「プレ大会公式サイト」からご覧いただけます。)

制作エピソードは次の通り。
「テーマは『祈り』です。芸術科9期生はそれぞれ個性的で我が強く共同制作にあたり不安でしたが、それを逆に生かせればと思い、各々の得意分野を盛り込んだ構成にしました。完成後、いつも厳しい担任から初めて100点満点の評価をもらうことができました」
芸術科の生徒さんだけあってレベルが高いです。
構図や配色のバランスが高評価であったことは【審査評】に譲りますが、私が何より感じたのは富士山や東京タワーが象徴している「日本」という国への「祈り」です。
何を祈っているのかは、観る人がそれぞれに感じれば良いのでしょうが、私は一人の大人として、また企業人として、将来の日本を担う、若い彼らのために、その「祈り~願いや希望」を叶える手助けに何が出来るのか、考えさせられた作品でした。
お次は、茨城県立水戸桜ノ牧高等学校・2年7組のお二人。

制作エピソードは「日本文化とともにあり続ける富士山。この美しい富士山を黒板いっぱいに描き上げました。全体的なバランスと画面へのおさめ方がとても難しく感じましたが、このような絵はあまり描く機会がないのでとても新鮮に感じました」
富士山好きなんですよねー、私(笑)
一昨年の夏は、上の子供二人(当時、高1と中2)を連れて、富士登山にもチャレンジしたものです。
さて、この作品は白いチョークだけで描かれた、シンプルなモノクロ作品。
にもかかわらず、
冠雪の冷気、富士山の
荘厳さとそれに対する
畏敬の念が伝わってきて、一目見て気に入りました。
額に入れて部屋に飾りたくなるような作品です。
日学特別賞・最後の一つは長崎県立佐世保西高等学校・美術部の皆さん(9名)。

制作エピソードです。
「卒業される3年生全員へのお祝いの気持ちと、今までお世話になったことへの感謝の気持ちを込めて黒板アートを制作しました。200人を越える先輩全員に送った作品は、6クラスそれぞれの担任の先生と学年主任を描きました。そして、描いた先生方から一言ずつメッセージを書いていただいて完成しました」
これはもう「
黒板アート甲子園」のコンセプトに
どんぴしゃり!!な作品。
先生方の肖像を、チョークで描く画力はもちろんですが、その表情が生き生きとしていて、たぶんそれぞれの教師の特長を一番とらえた表情やポーズのカットなんだろうな、等など想像が掻き立てられます。
絵だけでなく、文字で気持ちを伝えているのもポイント。
黒板アート甲子園は単なる絵画コンテストではなく、
「黒板」というキャンバスに、
様々な工夫を凝らして、
気持ちや
思いを伝えるアート・コンテストですから、
文字も全然アリ!なんです。
「文字の部分は、先生の手が入ってるじゃん!(怒)」というご指摘もあろうかと思いますが(実際、審査会では議論になりました)、作品の性格上、ここが直筆じゃなかったら…卒業生の感動は3割引ですよねぇ…。
「今回はプレ大会だし、まあいいじゃん!(笑)」ということで押し込み、日学特別賞入りです!
受賞された各校・各グループには表彰状と、学校さん宛てに
「日学製スタンド式ホワイトボード(片面)」をお贈りします。

皆さん、おめでとうございました。
これからも素晴らしい黒板アート作品を描き続け、来年はぜひとも最優秀賞を狙って下さいね♪
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